Garhwal~ガルワール~

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

TUBELIGHT - EID 2017 -

26 JUN'17

TUBELIGHT at MAJOR CINEPLEX

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昨晩"TUBELIGHT"を観てきました。毎年EIDとDIWALI(最近はクリスマスも)はかかさず劇場で見てますが今年も例に漏れず行ってきました。

 

基本的なストーリーは "Little Boy (2015:USA)"が元になっています。未見ですが日系アメリカ人の田川洋行さん(Rising Sun:1993でいい感じのやくざやってましたね)がでていたので題名は覚えてます。

バックグラウンドは中印国境紛争:1962 (Little Boyは第2次大戦)。

圧倒的な兵力の差で中国が圧勝し、これをきっかけにインドは核を開発することになった。インドの歴史上重要な争い。

Little Boy は子供が主人公でしたが、この映画の主人公はTubelight(理解の遅いとか時間がかかることだと思うのだけど簡単に言えば"発達障害"にあたるのではないかと。。

 

今回の映画はいろいろと話題、ポイントが非常に多い映画になったので気になったところに☆個人的な感想を入れてみたいと思う。

 

まず映画が始まり驚かせるのが競演のSohail(Salmanの4つ下の弟)の変わり様。。。

(☆1) 最近はTV出演、監督、プロデューサー業が多かったようで映画出演はRaakh(2010)以来! Salmanとの競演は同年のVeer(2010)以来7年振り!Veerも兄弟役だったけど今回はキャラが入れ替わったような兄弟役だった。以前から筋肉はすごかったが、さらに一回り大きくなった感じで顔も老けた。お馬鹿な役柄をうまくやっていた印象だったが,今回はすっかり印象が変わった。とてもいい表情をするいい演技だった。今、役者に専念してもいい仕事をするのではないかと思わせる。。

 

その後、開始20分位でのシーンが泣かせる!!

村の広場のマジックショーの魔術師役でSRK(シャールクカーン)がいきなりSALMANとからむ。

(☆2)今まで何度となくファイトを繰り返してきた二人だが、昨年あたりからSALMANがTVショーでSRKの真似をしたり、2月のSCREEN AWARDでは二人でホストを務め手をつないでいたので関係が良好になってきたのでしょう。DANCE SCENEで競演した"Om Shanti Om(2007)"以来!まともな演技での競演だと"Hum Tumhare Hain Sanam(2002)"以来15年振りではないかと思う。

 

このマジックのシーンでLaxman(salman)が魔術師:Goga Pasha(srk)の手ほどきでビンを動かす。これを翌日、村の長老的なBanne(Om Puri)の前でやろうとするのだが、いくらたっても動かない。Banneは動かないのはわかっていながら「もう一度やってみろ!」と。。BanneはLaxmanが「んーーーー」と力んでビンを動かそうとしているところにビンを自分の手で動かす。「お前の動かしたいと思う気持ちが、私を動かしたのでこのビンはお前が動かしたのだ!」

ここでこんなセリフを言うのがOm Puriだからまた泣かす。。。

(☆3) 06JAN'17 Om Puriが66才で亡くなった。

自分が知ったのは同日のFACEBOOKでSALMAN(自分がフォローしているので自動的に入ってきた)の書き込みによって。このTubelightが遺作になったが、Bollywood Movieに限らず外国の映画に数多く出演した数少ないインド俳優だ。あまり主役を張ることは多くなかったが抜群の存在感だった。

Amrish Puriが2005年に亡くなったとき、おっかなくてうるさい親父役をやるのはOm Puriくらいになってしまったなあ、、と思ったものだ。

また出生地がハリヤナ州のAmbala、カシミール州のKatraから戻るとき、この駅に深夜に着いたため駅の土間で寝た場所である。このとき地元の人からOm Puriがこの町の出身だと聞かされた。

Askrosh(1980) , Delhi-6(2009)あたりの演技が気に入っているが、英語映画ではEast is East(1999)は最高!The Hundred Foot Journeyも良かった。

 

中盤からは中国人俳優のZhu Zhu(彼女のことは"The Man with the Iron Fists"というしょうもない映画で一度見たことがある)が出てきたりするがあまりひきこまれるところはなかった。

 

Salmanはアクションなしのこのような役もたまにやるので、これもサルマン物といえる作品になる。見終わった感想だがそこそこHITはするだろうが2015年、2016年のような爆発的なHITはすることはないように感じた。。。が年末の賞レースにはからんでくるかもしれない。。。

 

この映画の見所のひとつは間違いなくロケーションになる。エンドロールにはロケ地はManali , Ladakhとあるが、Laxmanの住んでいる村の時計塔はSimlaのClock Towerではないかと思う。周りの風景はセットを変えているがSimlaのClock Tower前は大きな広場になっているのでいくらでも小細工できそうだ。また中国軍との戦闘地はてっきりKinnaurかSpiti辺りだと思ったがLadakhのようです。

 

最後に気になった役者を二名

(☆4)  Mohammed Zeeshan Ayyub

2011年のbollywoodデビュー以来いい作品に出演して存在感のある演技をしている。

Mere Brother Ki Dulhan(2011) with Imran Khan

Raanjhanaa(2013) with Dhanush

Raees(2017) with SRK

と大物の相棒役みたいのが多い

 

(☆5) Isha Talwar

ほぼ南インドで活躍しているようで全く知らなかった、Hamara Dil Aapke Paas Hai(2000)でAishwariyaの妹役をやっていたようです。しかし全く覚えがない。

今回出番は多くないが、とても魅力的な女性でかなり好きなタイプです。

 

日本帰国もありしばらく劇場に行くことはないけど次はAnil Kapoorになりそうです。。

 

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