Garhwal~ガルワール~

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

Bollywood No.018 -Kabhi Khushi Kabhie Gham.../कभी खुशी कभी ग़म (2001)-

Kabhi Khushi Kabhie Gham.../कभी खुशी कभी ग़म (2001)

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なんと!

自分としたことが女房に本作をまだ見せていなかったことが判明!

 

日本では第15回東京国際映画祭で登場。

自分はその2年後、第17回東京国際映画祭で初めてみました。

この年の東京国際は韓国や中国映画でも魅力的な作品が多くほぼ映画館に入り浸っており計20作品ほど見た覚えがあります。

 

当時の邦題はKabhi Khushi Kabhie Gham...「時に喜び、時に悲しみ」と直訳ではありますがいい題名を付けていました。

それが2008年某社配給で上映された際「家族の四季」と訳の分からん題名をつけられてました。旧邦題が使えなかったようですが、もうちょっとなんとかならんかなあ~と思いましたね。

日本でも公開されDVDも出ているようなので観られている日本人の方が多いと思います。どのような評価をされているかわかりませんが、一度は観なければならない映画の一つではあります。

インド在住時、ケーブルテレビの普及によって1年に3回位は観ていたのですが、

未だに泣き所ではうるっときてしまい、実にいい映画だと思わされます。

 

テキトーに解説

日本語版もでており恥ずかしくて解説などできません。

簡単あらすじのみ。。。

この映画は大富豪Raichand家の物語です。

主人Yashvardhan(Amitabh Bachchan)

妻Nandini(Jaya Bachchan)

長男Rahul(Shah Rukh Khan)

次男Rohan(Hrithik Roshan /Kavish Majmudar )

ナニーSayeeda(Farida Jalal)

 

物語はRohanが寄宿学校から戻ってきたところから始まります。

家に帰る前に祖母に会いに行ったRohanは兄Rahulが実は血のつながった兄弟ではない事、あることを理由に家を出ていかなくてはいけなくなった事を知らされます。

そして回想シーンへ

Rahulはロンドンでの留学を終え帰国。

そこで待っていたのは父の会社でのビジネスと親同士がきめた幼馴染Naina(Rani Mukerji)と結婚だった。

しかしRahulはあるきっかけで知り合ったAnjali(Kajol)と恋に落ち、いろいろあった結果勝手に結婚をしてしまう。(このプロセスは非常に重要ですが端折ります)

Yashvardhanは期待を裏切ったRahulを許せず「お前はもううちの子ではない!」と勘当してしまいます。

この時Rohanは既に寄宿学校に入っていた為、兄が家をでていく本当の理由は知らず。。。

そしてRahulはAnjaliとともに家をでます。

その時Anjaliは義父に認められていない結婚とはいえ、「まだプラナーム(ヒンドゥーの最上級の敬意)を済ませてない!」とぐずります。。。

しかしそんなことが許されないのはRahulもNandiniもわかっており、二人を見たAnjaliも悟ります。

そして、成長し全てを知ったRohanは再び家族を一つに戻そうと行動します。

ここからが後半。

まずは二人の居所を知る為、Sayeedaの娘Rukhsaar(Simone Singh)を訪ねます。

そして二人とSayeeda、Anjaliの妹でRohanの幼少期の友人であるPoojaがロンドンで暮らしていることを知る。

 

Rohanはなんとか父を説得しロンドン留学に成功。

そして舞台はロンドンへ。

ロンドンの大学では成長したPooja(Kareena Kapoor)がブイブイいわせてます。

※この時のkareenaはまさにはまり役!

そこへRohanが現れますがPoojaはRohanに気が付きません。

幼少期のRohanは太っており現在のイケメンでクールな人物とはかけ離れているのです。

しかしRohanは幼少期にやりとりしたある言葉を発する事で早々とPoojaにネタバラシをします。Poojaの協力を経てなんとかRahulに近づこうって事なんですね。

予定通りRahul宅への居候を決め込むRohan

ここでRahulへ名乗る名前は「Yash」

監督Karan Joharの父Yash Joharと父同然の存在であるYash Chopraからオマージュされてます。因みにKranは当初二人の義理の娘ので進めていたそうですが、Aditya Chopra(Yash Chopraの長男でありRani Mukerjiのご主人)のアドバイスにより二人の兄弟に変更しました。

 

そしてRohanは再び家族を一つにしようと行動をします。。。

 

Rahul家滞在中にいくつかの感動シーンとすばらしいミュージックが入ります。

 

感動シーン① 兄弟の再開

Poojaの手ほどきで再開を果たしたRahulとRohan

この時点でRahulは目の前の青年がRohanだとは知りませんが、二人が握手する前の壁にはNandiniの写真があり二人を見つめているところが泣かせます。因みにRohanは半泣きです。


Brother From India - Movie Scene - Kabhi Khushi Kabhie Gham - Shahrukh, Kareena, Hrithik

 

感動シーン② RohanとSayeedaとの再会

Rohanの雰囲気に何かしら気が付いていたSayeedaはRohanが靴の紐をうまく結べないところで確信します。Rohanは幼少期から靴紐が自分で結べずSayeedaに結んでもらっていたのです。このシーンをAnjaliにも目撃され続けざまにバレます。

因みに自分が一番弱いシーンがこのシーン


A Very Emotional Scene - Hairthik Roshan - HD

 

感動シーン③ Rahulへのネタバレ

RahulとAnjaliの子Krishに学校の発表会で、Rohanは幼少期Rahulに言われた言葉をKrishに教えます。それを聞いたRahulはYashがRohanであることを知ります。

ここも感動シーンですがちょっと弱め。


Krish's Performance - Emotional Scene - Kabhi Khushi Kabhie Gham - Kajol, Shahrukh Khan

 

感動シーン④ 再会

終盤Rohanはうまい事いって両親をロンドンへ来させます。そこで偶然を装ってRahul/Anjaliを両親と再会させることに成功!

このシーンはFilmfare AwardsでBest Scene of the Yearを受賞しました。


London Visit - Emotional Scene - Kabhi Khushi Kabhie Gham - Shahrukh Khan, Amitabh Bachchan

Yashvardhanが落とした雑誌を拾ってあげながらさりげなくプラナームを行うAnjali..

それに満足して立ち去ろうとするAnjaliをRohanとPoojaが止めます。

ここから先に進まずして家族が一つになれないからですね。

この辺はKajolの演技がすばらしい。

 

Cast

Shah Rukh Khan as Rahul Raichand

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以外にも 今までシャールク作品は1本しか記事にしてませんでした。

hirobkk.hatenablog.com

今更いうことはないです。 

本作での演技も素晴らしく、ダンスシーンもシャールクらしさがでてます。

因みにRahulの幼少期を演じているのは( セリフなし)は実の息子Aryan。

女性陣との共演はこの映画の後も多いですが、Amitabh Bachchan,Hrithik Roshanとの共演は極めて少ない。特にHrithik Roshanとは特別出演を除くと本作のみです。

特筆すべきは結婚後一時半引退状態となるKajolと最後の共演(復帰後は多数共演あり)。

90年代のBest Jodiである二人の映画(90年代)をご紹介。

決して共演回数は多くないのですが、印象が強烈!

Dilwale Dulhania Le Jayenge【DDLJ】(1995)

Kuch Kuch Hota Hai(1998)

の2本はあまりにも大きい映画ですので別の機会で紹介。

Karan Arjun(1995)

年間No.2ヒット、上に居るのはDDLJですのでSRKの1,2

だったんですね。

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二人の他Salman Khan共演。

素晴らしい映画であり、とにかく故Amrish Puriの悪ぶりがとんでもない。

監督はHrithikの父Rakesh Roshan,音楽は叔父Rajesh Roshan,若き日のHrithikはAssistant directorを務めてます。

 

Kajol as Anjali Sharma 

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本作でのベスト俳優の一人でしょう。

Kajolの為に設定された役とも思え、彼女の魅力がふんだんに盛り込まれています。

本名:旧Kajol Mukerji-本作でも共演しているRani Mukerjiとは従妹同士

        現Kajol Devgan-当然ご主人はAjay Devgan(下記を見ると解りますが普通の人間ではありません)です。

hirobkk.hatenablog.com

hirobkk.hatenablog.com

 本作以前、90年代のおすすめ作品を2本紹介

Gupt: The Hidden Truth(1997)

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Boddy Deol主演の1997年の年間TOP6

共演はManisha Kiralaとその他曲者俳優大勢!

本作ではKajolは悪役を演じており、キャリア唯一の

Filmfare Award for Best Villain/最優秀悪役賞

を受賞してます。

 

Dil Kya Kare(1999)

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今でもコンスタントに映画を製作し続けているDEVGAN FILMS(オーナーはもちろんAJAY)の第2弾作品。

Karan Johar作などの超大作を除けば個人的にKajolのベスト作品!

 

ここから下の方々も上の2名と同じくトップ中のトップ。

今回は短めに端折り別の作品で個人的詳細をあげていきます。

 

Hrithik Roshan as Rohan Raichand

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とてもデヴュー2年目の演技ではありません。

若い時から父のアシスタントなどを経てそうとう勉強したことが想像できます。

またデヴュー作からそうですが、ダンスのレヴェルは当時のボリウッドでは群を抜いています。ここ10年ぐらいですといきなり踊れる俳優(Tiger ShroffやRanbir Kapoorなど)もでてくるようになりましたが、当時は間違いなくボリウッドのベストダンサーでしょう。

Ek Pal Ka Jeena from Kaho Naa Pyaar Hai(2000)


Ek Pal Ka Jeena Ek Pal Ka Full Song (Kaho Na Pyar Hai)Hd720p(Ashraf Rahmani)

今や伝説となるLucky Aliが歌うこのナンバー

これが新人がする踊りでしょうか!

最近は年に1作程度の出演で、あまりHITにも恵まれてません。

 

Kareena Kapoor as Pooja "Poo" Sharma

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本作では正にはまり役でした。

ほぼ地で演技をしていたのではないでしょうか。

ダンスクオリティも高く流石Raj Kapoorの一族です。

現Saif Ali Khan婦人。

結婚後もコンスタントに映画に出続けてましたが、

さすがに出産後出演ペースがおちました。

hirobkk.hatenablog.com

 

Amitabh Bachchan as Yashvardhan "Yash" Raichand

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説明不要!

もはや外国人が語れる存在ではありません。

本作公開時で59歳。

過去作品の3分の1も見れていないので自分に語る資格はありません。

現在77歳、バリバリの現役です!

若い時はあまりノリノリのダンス音楽など踊ってなかったような(たいしてみてないけど)気がしますが、本作以降チョイチョイ踊ってますね。

Jhoom from Jhoom Barabar Jhoom(2007)

当時65歳!この映画での出番はオープニングクレジットのこの曲だけでしたが、完全に本編を食ってしまう存在感!
Jhoom - Full Song | Jhoom Barabar Jhoom | Amitabh Bachchan | Shankar Mahadevan

 

Rock N RoLL Soniye from Kabhi Alvida Naa Kehna(2006)


KANK | Amitabh Bachchan | Shahrukh Khan | Rani | Kajol | Abhishek | Preity

親子でノリノリ、Abhishekがかなり調子に乗ってるんですよねえ。。

【Dhoom2】でHritikhとかぶった時は気の毒でしたけど。。。。

因みにこの親子の身長はおなじ191cm...

 

Jaya Bachchan as Nandini Raichand

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もちろんAmitabh Bachchan婦人で往年の名女優です。

本作ではFilmfare Awards/Best Supporting Actressを受賞。

 

その他のサブキャストも豪華!

Rani Mukerji as Naina Kapoor-前半のみの出演。Rahulに好きな女性ができるとあっさり身を引きます。
Farida Jalal as Sayeeda -作中重要な役をこなしてました。インド映画でお母さんと言ったら自分の場合はこの人。
Simone Singh as Rukhsaar-Sayeedaの娘役。最近はTVで活躍しているようです。かなりの美人ですが映画ではインパクトを残せませんでした。しいて言えば【Being Cyrus(2006)】です。
Alok Nath as Bauji Sharma-インドのお父さん役と言えばこの人、Amrish PuriやOm Puriとは違う優しいタイプね。

 

Music Scene

Music DirectorはJatin-Lalitの兄弟コンビ!!
90年代から2006年まで活躍しました。
2007年以降はJatin Panditのみで活動してますが大きなHITは" Dabangg(2010)くらい。

兄弟で残した功績の方が遥かに上回ってますね。

Dilwale Dulhania Le Jayenge(1995)
Kuch Kuch Hota Hai(1998)
Mohabbatein(2000)
Chalte Chalte(2003)

などなど。。

本作での音楽はどれも素晴らしいですが、当時からずっとインパクトを与え続けているのはこの3曲。

Bole Chudiyan


K3G - Bole Chudiyan Video | Amitabh, Shah Rukh, Kareena, Hrithik

Kavita K. Subramaniamの歌声が素晴らしい。

この曲のKareenaの振り付けを友人の娘(5歳くらい)がよくコピーして踊ってくれました。当然リアルタイムで見ていたわけではないのでどれだけこの映画が見られているかがわかりますね。まだDVD,YOU TUBEなどで繰り返し見られる時ではなかったのでTVだけで見てるんですよね。。

Say Shava Shava


K3G - Say Shava Shava Video | Amitabh Bachchan, Shah Rukh Khan

上述の通りAmitabh Bachchanのりのりのナンバー。

VocalもAmitabh Bachchan本人が歌ってます。

自分の誕生日にこんなセッティングをする親父がいたら楽しいでしょうなあ。

 

You Are My Soniya


K3G - You Are My Soniya | Kareena Kapoor, Hrithik Roshan

 これもHrithikのダンスナンバー!

ですが振り付けがEk Pal Ka Jeenaと似ています。。。

この曲も女の子に人気のナンバーで、

 DOR(2006)では砂漠に住む地味な女性が(Ayesha Takia)踊っています。

hirobkk.hatenablog.com

 音楽はほぼ100点満点!

当時最高のメンバーを集め、俳優陣とともにオールスターメンバーです。

タイトルトラックはレジェンド"Lata Mangeshkar"

メインはAlka YagnikSonu Nigam

その他Udit Narayan, Sunidhi Chauhanも参加してます。

 

Location

 主にムンバイとロンドンで撮影。

驚く事に前半のAnjaliとSRKが出会うChandni Chowkのシーンはムンバイのスタジオセットです。

 

総 評

 繰り返しますが素晴らしい映画で必見です。

それでも2001年のNo.1 Hitが【Gadar】が取ります。

要は愛国心(Gadar)が家族(K3G)をわずかに上回りました。

しかし2001年の主役はこの2本ではありません。

モンスタームービー【Lagaan】がこの年の主役!

hirobkk.hatenablog.com

 どれもいい映画ですが、個人的にはK3Gを選びます。

やはりテーマが古風でインド独自のエンターテイメント性があります。

現在この手の映画がつくられることはほとんどなくなってしまい寂しい限りですね。。。

つまるところ

この映画はなにがいいのか?

見ればわかる!

そういう映画です。

是非、ご鑑賞ください。。。

 

 

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